日本レコード大賞2023最優秀新人賞なるか…宮腰友里亜さんの「僕が見たかった青空」ノミネート 企画賞に竹島宏さんも

「僕が見たかった青空」の宮腰友里亜さん
竹島宏さん

 第65回日本レコード大賞の優秀作品賞などが発表され、新人賞に福井県出身の宮腰友里亜さん(19)がメンバーのアイドルグループ「僕が見たかった青空」(僕青)、企画賞に福井市出身の歌手竹島宏さん(45)の「ヨーロッパ三部作」が選ばれた。最優秀新人賞は新人賞4組の中から12月30日に選ばれる。

 僕が見たかった青空は、アイドルグループ「乃木坂46」の公式ライバルで秋元康さんがプロデュースし、今年8月にCDデビューした。新人賞は大衆に支持され将来性を認められた個人、グループに贈られる。

 宮腰さんは「歴史あるレコード大賞の新人賞を受賞でき夢のよう。『僕が見たかった青空』と『宮腰友里亜』をたくさんの方に知っていただけるように、何事にも全力で挑戦していきたい」とコメントを寄せた。

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 竹島さんはヨーロッパを舞台にした3曲「プラハの橋」(チェコ)、「一枚の切符」(フランス)、「サンタマリアの鐘」(イタリア)をヨーロッパ三部作として2021~23年に発表。同じ男女を主人公にした愛の物語で、独創的な企画として評価された。

 竹島さんは「足かけ3年の企画が評価されうれしい。今後も大人が楽しめる歌謡曲を歌っていきたい」と喜びを語った。

 第65回レコード大賞は30日午後5時半からTBS系で放送され、その中で最優秀新人賞が発表される。

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