「何に見える？」－。雲仙市瑞穂総合支所の窓口に置かれたサツマイモが、ひそかな話題となっている。高さ19センチ、縦横12センチ四方。つぶらな目のような黒い点もヒゲに似た細い根も「掘ったときのまま」という。
同市瑞穂町の農家、平田邦光さん（75）が10月下旬に収穫。「母校へのお祝いの気持ち」も込めて今月、創立150周年を迎えた同町の市立大正小で飾った後、支所に持ち込んだ。
そんな“縁起物”のサツマイモ。訪れた市民は「オットセイかな」などと話している。「来年の干支（えと）ではありません。アシカらず」と職員。展示は28日まで。
