車庫証明に関する公文書を誤って焼却処分 広島県警

広島県警は13日、県内の警察署で保管されていた公文書を誤って焼却処分したと発表しました。

公文書の誤廃棄があったのは、竹原警察署です。

警察によりますと、7月20日、署内で保管していた2020年の車庫証明に関する書類一式(890件)を誤って焼却処分したということです。

書類は、自動車保管場所現地調査結果報告書や保管場所使用権限疎明書などで、廃棄によって書類に記載されていた住所や氏名、連絡先などの個人情報が分からなくなってしまったとしています。

6日、署内の書庫で保存文書の整理をしていた署員が気づき、確認したところ誤廃棄が判明。本来、廃棄文書はリストと照らし合わせて書庫から廃棄文書集積所に移動させるということですが、それを怠ったことが原因だとしています。

誤廃棄された書類は5年間の保存期間中でしたが、すでに手続きを終えていたため、警察は申請者に対して追加の事務は求めないとしています。

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