冬至を前に、日光市観光協会は13日、鬼怒川・川治温泉街で展開する「ゆず湯風呂」の準備を同市鬼怒川温泉大原のホテルサンシャイン鬼怒川で行った。
この日は市内の生産農家から提供されたユズ約千個を用意。露天風呂に次々と浮かべられると、周囲は爽やかな香りに包まれ、試験的に入浴した同協会職員がユズを手に取っていた。
ゆず湯風呂は16、17の両日、同温泉街の宿泊施設や公共浴場22カ所で楽しめる。各施設は専用の袋にユズを入れて湯船に浮かべる。
同協会鬼怒川・川治支部の小野田祥一(おのだしょういち)事務所長は「ゆず湯に入って健康に新年を迎えていただければ」と話していた。