【速報】辞表提出の鈴木淳司総務大臣 収支報告書への“不記載”認める「キックバックという言葉の定義は何なのか」

辞表を提出した鈴木淳司総務大臣は、14日午後、CBCテレビの取材に応じ、派閥から返ってきた“ノルマを超えた分”の金について、少額であり「キックバックになる意識が無かった」と述べた上で、収支報告書には記載していなかったと認めました。

(辞表を提出した鈴木淳司総務大臣)東京都内 14日午後3時ごろ
「キックバックという言葉の定義は何なのか。巨額の裏金を作って派閥からもらっていればキックバックになることはわかる。ノルマ分を超えた分が自動的に返ってくることがキックバックになる意識がないので、ですから同じものではないと思っています」
「ただ処理上の問題で、どう扱ったら良かったかわかりませんが、ノルマを超えた分を受け取っているので、自分がクリーンだとは言いませんが、“裏金問題”とは全く違う状況にいるので。ただ返金はあった」

Q.キックバックがあったが不記載だった?
「そうですね、経費ですから。実際にそういった部分がたくさんあると思う」

鈴木総務大臣は愛知県瀬戸市出身で、14日午前、総理官邸を訪れ、辞表を提出しました。鈴木総務大臣はことし9月の内閣改造で初入閣したばかりですが、3か月で事実上の更迭となります。

心残りはあるか?と問われた鈴木大臣は「ありません。地方議会から始まって32年経って総務大臣の立場をいただき、充実した時間を過ごしてきたので」と答えました。

安倍派に所属する鈴木総務大臣は、自身の問題ではなく、派閥全体の問題として身を引くと強調しました。

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