ふたご座流星群を撮影 市貝・小倉さんが自宅から 15日まで観測ピーク

ふたご座(中央)と流星群の流星(左)=14日午前0時31分、小倉浩さん撮影(15秒間露光)

 栃木県市貝町市塙(いちはな)、歯科医師小倉浩(おぐらひろし)さん(56)が13日夜から14日未明にかけて、出現期間のピークを迎えている「ふたご座流星群」の流星を撮影した。

 県子ども総合科学館天文課によると、ふたご座のある1点を中心に放射状に流星が飛び出すように見える流星群で、ほぼ毎年、安定して多くの流星が見られる。出現期間のピークは13~15日で、活動が最も活発になる「極大」は15日未明。13日は新月のため、同課は「月明かりの影響を受けずに観察できた」としている。

 小倉さんは13日午後9時~14日午前3時に自宅の庭から撮影した。「流星を写真の中心に入れるのはできず、難しかったが、17個写すことができた。今回、少し分かりにくいが、写真の画像をつないだタイムラプスの動画も撮った」と話している。

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