契約満了まで残り半年……モドリッチの新天地候補に浮上したクラブとは?

写真:2024年6月で契約満了となるモドリッチ ©Getty Images

レアル・マドリードに所属するクロアチア代表MFルカ・モドリッチに、2つの移籍先が浮上した。スペインのウェブメディア『ELGOLdigital.com』が報じている。

モドリッチは現在、レアル・マドリードと1年契約を結んでいるが、今シーズンは出場機会が激減しており、シーズン終了後の2024年6月30日には契約満了で退団する可能性が高いとされている。

数日前には、リオネル・メッシが所属するアメリカMLSのインテル・マイアミへの移籍の可能性が報じられたが、ヨーロッパにとどまる場合の選択肢として、トルコのベシクタシュが浮上した。

懸念があるとすれば報酬面だ。ベシクタシュに移籍した場合、レアル・マドリードで得ている報酬からの大幅な減額は避けられない。参考までに、レアル・マドリードで最も収入が少ない選手はFWホセルの280万ユーロ(約4億3680万円)で、ベシクタシュで最高年俸を得ている選手はアレックス・オックスレイド=チェンバレンの390万ユーロ(約6億840万円)。

実績等を考えると、モドリッチの年俸はオックスレイド=チェンバレンよりも高額にはなるだろうが、2000万ユーロ(約31億2060万円)前後とされている現在の報酬からの大幅減額は避けられないだろう。

競技を楽しみながら現役引退に向かうことを考えるのであれば、サウジアラビアが最善の選択肢になるだろう。夏の移籍マーケットが開いていた時期にはアル・ヒラルやアル・ナスル、アル・イテハドがモドリッチ側に何度もコンタクトを取っており、どのクラブも2年契約、年俸4000万ユーロ(約62億4320万円)から6000万ユーロ(約93億6490万円)という条件を提示しているという。

ヨーロッパに留まるか、それとも大金を稼ぎながら引退に向かうか、はたまたメッシとの共闘を選ぶか――決断はモドリッチの手に委ねられている。

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