【失敗なし!】チョコロールケーキのレシピ
人気スイーツ・チョコロールケーキが失敗しないコツ、教えます!
ココア入りの生地は気泡がつぶれやすかったり、膨らみづらかったりと、プレーンな生地より少し難易度が高いですよね。 今回のコラムでは、ちょっとしたコツでチョコロールケーキがふわふわ・なめらかに作れるレシピをご紹介します!
チョコロールケーキのレシピ(3cm幅にカットしたもの7~8個分)
濃厚なチョコクリームをココア入りの生地で巻いた、贅沢なチョコロールケーキのレシピです。
ココアロール生地を作る
材料(27cm正方形ロールケーキ天板1台分)
- 全卵(M玉)…3個
作り方
1. ボウルに全卵とグラニュー糖を入れ、ボウルの底を湯せんに当ててホイッパーで混ぜながら36℃程度まで温める。
チョコクリームを作って巻く
材料
- チョコレート…45g
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作り方
1. 生クリームの半量を耐熱容器に入れ、レンジで沸騰直前まで温める。 チョコを入れたボウルに注ぎ、30秒間程度置く。 ホイッパーで中心からくるくる混ぜて乳化させる。
「チョコロールケーキ」の詳しいレシピページはこちら。
https://recipe.cotta.jp/recipe.php
レシピのポイント
ふわふわのココアロール生地と、なめらかなチョコクリームを作るコツをお教えします。
ココアを牛乳+バターに混ぜる
ココアは小麦粉に比べて油脂分が多いので、小麦粉だけで混ぜるときと同じように混ぜると気泡がつぶれやすくなります。 気泡がつぶれた状態ではふっくら焼き上がらず、目の詰まった生地になって食感もかたい仕上がりに。 水分+油脂分に混ぜることでココアがしっかりと溶け、混ぜる回数を減らせるため気泡がつぶれにくくなります。 混ぜ合わせる作業に慣れていない場合におすすめの方法ですよ。
生地の比重を量る
「気泡をつぶさないように」と気を使い過ぎて混ぜる回数が少ないと、今度は逆に生地が軽くなり過ぎてしまう原因に。 生地が軽すぎると大きく膨らんで大きく縮み、食感にも見た目にも影響が出ます。 今回は生地の混ぜ終わりの目安として、比重を量ってみました。 材料を全て混ぜ終わった状態で、100ccカップで比重を量ると約33g。この状態で焼き上げると、ふわっふわに焼き上がりましたが、冷めると縮んでつぶれ気味に。 今回の配合では、38~39gに整えるとちょうどよい焼き上がりになります。
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チョコクリームは乳脂肪分とカカオ分をチェック
チョコレート入りのクリームは油脂分が高くなるので、ボソボソになりやすいという難点があります。 そのため、生クリームの乳脂肪分とチョコレートのカカオ分のバランスに注意が必要です。 生クリームは脂肪分40~42%程度のものが◎ 47~48%のものを使用する場合は、半量を35%にするか、1/3程度を植物性生クリームに置き換えるとバランスが良くなります。 チョコレートはハイカカオ(70%以上)だと分離しやすくなり、甘みも少なくなります。 カカオ分50~60%のチョコで作るのがおすすめです。 また、チョコレートは冷えるとグッと締まるので、チョコクリームが出来上がったらすぐに巻いてくださいね。
アレンジすればブッシュドノエルにも!
基本のチョコロールケーキがうまく作れるようになれば、アレンジも自由!クリスマスの定番・ブッシュドノエルも作れちゃいます。
チョコクリームは1.5~2倍量で作ればOK! 切り株に見立ててクリスマスデコレーションして、かわいいブッシュドノエルを完成させましょう♪ クリスマスシーズンにぜひ挑戦してみてください。
コツをつかめば、チョコロールケーキも失敗知らず!
今回のコラムでは、チョコロールケーキがふわふわ・なめらかに作れるレシピをご紹介しました。
ちょっとしたコツで、グッと仕上がりが良くなるのがお菓子作りの楽しいところ。 キメの整ったふわふわなココア生地と、たっぷりのチョコクリームで、最高においしいチョコロールケーキをお楽しみください♪
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