ブリッツェン、サンブレイブ 来季はJプロツアー出場 国内最高峰

 全日本実業団自転車競技連盟(JBCF)は20日、宇都宮ブリッツェンとさいたま那須サンブレイブなど8チームのJプロツアー加盟申請を承認したと発表した。県勢2チームの戦いの舞台が、今季のジャパンサイクルリーグ(JCL)から計22チームで争われるJプロツアーへと移る。

 Jプロツアーは国内最高峰のプロツアー。ブリッツェンと、レース活動をサンブレイブに統合する前の那須ブラーゼンとさいたまディレーブが2020年まで参戦していた。21年から今季までは、いずれのチームも国内地域密着型プロチームによるJCLに参戦。今季はブリッツェンが団体総合3位、新加入の谷順成(たにじゅんせい)主将が個人総合3位に入った。サンブレイブは団体総合5位、個人総合は主将の吉岡直哉(よしおかなおや)主将が7位だった。

 ブリッツェンは今季限りで主力の小野寺玲(おのでられい)、ベテランの阿部嵩之(あべたかゆき)ら5選手が退団。来季の新戦力としてWエースでコロンビア人2選手を迎えるなど、計6選手が加わった。今季より1人多い11人体制でJプロツアーへ挑むことになる。

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