ヨビッチ後半AT同点弾もミラン、最下位サレルニターナに痛いドロー【セリエA】

[写真:Getty Images]

ミランは22日、セリエA第17節でサレルニターナとのアウェイ戦に臨み、2-2で引き分けた。

前節モンツァに快勝した3位ミラン(勝ち点32)は4バックに戻し、3トップにジルー、レオン、プリシックを起用した。

最下位サレルニターナ(勝ち点8)に対しオープンな入りとなると、17分にミランが先制する。左サイドのFKの流れからレオンの折り返しをトモリがヘッドで合わせた。

先制後、30分のピンチではGKメニャンが好守を見せたミランは、32分にカンドレーバにゴールを脅かされた中、42分に同点とされる。カスタノスのゴール至近距離からのボレーは守護神メニャンが好守で凌ぐも、直後のCKからファシオにヘディングシュートを決められた。

1-1で迎えた後半もオープンな展開で立ち上がった中、63分に逆転される。ボックス手前右からカンドレーバにミドルシュートを叩き込まれた。

まさかの逆転を許したミランは67分にもピンチ。マッツォッキのミドルシュートが枠を捉えたが、前半から好守を見せるGKメニャンが凌いだ。

追う展開となったミランはヨビッチとチュクウェゼを投入。82分にはヨビッチがゴール至近距離からのヘディングシュートで同点弾に迫ったが、コスティルの好守に阻まれた。

敗色濃厚かと思われたが追加タイム1分、ミランが追いつく。カラブリアの右クロスをジルーがヘッドで落とし、ヨビッチが左足ボレーで蹴り込んだ。

さらに1分後にはカラブリアがヘディングシュートで逆転に迫ったが、ここもコスティルの好守に阻まれ、2-2でタイムアップ。痛いドローに終わっている。

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