23日、広島県府中市の国道で軽ワゴン車と軽トラックの衝突事故があり、1人が死亡、1人が重傷を負いました。
事故があったのは、広島県府中市上下町有福の国道432号です。
警察によりますと、23日午後3時すぎ、南に向かって走っていた軽ワゴン車が、反対車線の軽トラックと衝突しました。
この事故で軽ワゴン車を運転していた、近くに住む松本浩幸さん(62)が胸や腹部を強く打ち、収容先の病院で約3時間半後に死亡しました。軽トラックを運転していた庄原市総領町の男性(75)は足を骨折する重傷です。
現場は片側1車線の直線道路で、当時の天候は晴れで、路面は乾いていたということです。警察は、軽ワゴン車がセンターラインをはみ出し、軽トラックと衝突したのではないかとみて事故の原因を調べています。
今年に入って広島県内の交通事故で死亡した人は、これで76人(前年比+4人)となりました。府中警察署管内での交通死亡事故は今年初めてだということです。