開校40周年、旧別府羽室台高OB集まれ! 1月7、8日に校舎清掃や懇親会【大分県】

閉校前の別府羽室台高=2017年1月
別府羽室台高の40周年を記念したイベントを企画する同窓会のメンバー
別府羽室台高のイベント告知チラシ

 【別府】2023年度が旧別府羽室台高(別府市野田)の開校40周年の節目に当たることから、同窓会「翔風会」は1月7、8の両日、校舎を清掃する「クリーンアップ大作戦」などの記念イベントを開く。県教委は同高跡地に南石垣支援学校(同市)を移転させる方針で、思い出の校舎をよみがえらせる「最後の機会」。卒業生の参加を呼びかけている。

 別府羽室台高は1983年に開校し、別府商業高、別府青山高と統合して2017年末に閉校。卒業生6808人を送り出した。同窓会は総会や卒業生の活躍を知らせるウェブサイトを運営しているが、閉校してから大きな行事はなかった。跡地利用の方針が決まったため、最後に学びやに集う機会として企画した。

 7日は午前9時から午後4時まで「クリーンアップ大作戦」を実施。草刈りのほか、ほこりにまみれた教室、体育館などを磨く。同7時から市内で懇親会「世代を超えた羽室の絆大同窓会」(参加費は5千円)を開く。8日は「思い出の校舎~残そう記録と記憶」と題し、午前10時から午後3時まで校舎を開放する。

 翔風会事務局の早田龍世さん(26)と小島健一さん(48)は「校舎に行くといろんな思い出がよみがえる。一人でも多くの卒業生に集まってもらいたい」。森裕二会長(44)は「横のつながりだけでなく、縦のつながりを深める機会にもしてほしい」と話している。

 懇親会は26日までに申し込む。その他のイベントは1月6日まで受け付ける(当日参加も可能)。

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