夏主任、各界に23条立法支持促す

全国香港マカオ研究会の設立10周年記念式典が12月22日に北京で開催され、中央香港マカオ工作弁公室および国務院香港マカオ事務弁公室の夏宝竜・主任が重要講話を行った。23日付香港各紙によると、李家超・行政長官と特区政府の主要官僚、中央人民政府駐香港特区連絡弁公室(中連弁)の鄭雁雄・主任、第7期区議会議員全員が22日、特区政府本庁舎でのライブ中継を視聴した。夏主任は「国益と香港全体の利益を前にすれば、いかなる個人的利益も小さな利益であり、国家、民族、香港のより大きな利益に従属しなければならない」と指摘し、各界に対して香港基本法第23条の現地法の完了に向けて特区政府を支援し、協力することを呼びかけた。

夏主任は習近平・国家主席の重要講話で中央が長期的に「一国二制度」の方針を堅持する姿勢があらためて表明されたと言及。香港マカオ事務弁公室の日常業務を担当する周●・副主任も丁薛祥・副首相からの重要な指示を読み上げ、その内容は全国香港マカオ研究会の仕事を十分評価するもので、また今後も「一国二制度」の実現を堅持することに言及した。夏主任は続けて「愛国者による香港統治」を全面的に実現し、香港のより良い発展を促すためには今後の方向性を理解し、区議会は新たなスタートを切って特区政府と住民の間の橋渡し役なるべきであると述べた。【●=雨かんむりに齋】

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