栃木県と群馬県を結ぶ「わたらせ渓谷鉄道」の全17駅で恒例のイルミネーションが行われている。色とりどりの光が駅舎を包み、冬の沿線を彩っている。来年2月末まで。
沿線住民などでつくる実行委員会の主催で20回目を迎えた。日光市足尾町にある栃木県側4駅(間藤(まとう)、足尾、通洞、原向)もこの時季だけの幻想的な雰囲気に。通洞駅では28日夜、きらびやかな光の中を列車が行き交った。
同鉄道の品川知一(しながわともかず)社長(64)は「地元の温かな思いを感じてもらえるイルミネーション。ぜひ多くの人に見てほしい」と話した。
イルミネーションは午後5時ごろから各駅の最終列車通過時まで点灯する。