温かな光が導く旅路 わたらせ渓谷鉄道で恒例のイルミ 来年2月まで

通洞駅を色とりどりの光で包むイルミネーション=28日午後7時25分、日光市足尾町松原

 栃木県と群馬県を結ぶ「わたらせ渓谷鉄道」の全17駅で恒例のイルミネーションが行われている。色とりどりの光が駅舎を包み、冬の沿線を彩っている。来年2月末まで。

 沿線住民などでつくる実行委員会の主催で20回目を迎えた。日光市足尾町にある栃木県側4駅(間藤(まとう)、足尾、通洞、原向)もこの時季だけの幻想的な雰囲気に。通洞駅では28日夜、きらびやかな光の中を列車が行き交った。

 同鉄道の品川知一(しながわともかず)社長(64)は「地元の温かな思いを感じてもらえるイルミネーション。ぜひ多くの人に見てほしい」と話した。

 イルミネーションは午後5時ごろから各駅の最終列車通過時まで点灯する。

通洞駅を色とりどりの光で包むイルミネーション=28日午後6時10分、日光市足尾町松原

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