松浦市役所に門松贈呈 「飛躍の年」になりますように

村田理事長(左)から門松の寄贈札を受け取る友田市長=松浦市役所北玄関

 松浦市シルバー人材センター(村田政司理事長)は27日、高さ1.7メートルの門松一対を市に贈った。
 同センターは以前、市内の事業者や一般家庭向けに門松を製作していたが、会員の高齢化や、マツなどの材料調達が難しくなったため、5年前から受注販売を中止。現在、市役所と同センターに飾る分だけを作っている。
 門松は市役所北玄関に設置。村田理事長が「新しい年が松浦市の飛躍の年になることを願いながら、会員一人一人が気合を入れて作った」とあいさつした。
 村田理事長から寄贈者を記した木札を受け取った友田吉泰市長は「斜めに切った3本の竹が笑っているように見える。来年、門松を見られた皆さまが笑顔で過ごせる1年に導いてくれると思う」とお礼を述べた。

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