広島労働局は来年3月卒業予定の大学生と高校生の就職内定率がいずれも前の年の同じ時期を上回っていると発表しました。
広島労働局によりますと、来年3月に広島県内の大学を卒業する予定で、就職を希望する学生は1万284人で、このうち内定者は先月末の時点で7977人でした。就職内定率は前の年の同じ時期より3.9ポイント高い77.6%で、2年ぶりに前の年を上回りました。
一方、広島県内の高校を卒業する予定で、職業紹介を希望する生徒は2271人で、このうち内定者は1996人となっています。就職内定率は前の年の同じ時期より0.5ポイント上昇して87.9%。高校生の内定率が前の年を上回るのは3年連続です。
広島労働局では「大学生、高校生とも内定率を100%に近づけられるよう支援していきたい」と話しています。