〈1.1大震災〉氷見線5日ぶり再開 被災設備が復旧、通常運転

氷見線の運転が5日ぶりに再開し、到着した列車=JR氷見駅

  ●市民や観光客が利用

 能登半島地震で線路設備が被害を受け、全線で運休が続いていたJR氷見線は6日、運転を始めた。再開は5日ぶり。始発から通常運転となり、同日は朝から列車が動くのを待っていた市民らが利用した。

 氷見駅では高岡市へ買い物などに向かう市民らが見られ、下車する災害ボランティアや観光客の姿もあった。

 JR西日本金沢支社によると、氷見線は地震の影響で、高岡市の伏木駅付近で線路の歪曲や、線路敷地内の陥没などの被害が確認され、1日夕から運転を取りやめていた。

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