「予想外の早さで困惑」滋賀のマンホールカード、3日で品切れ

下水道事業開始50周年を記念して発行した守山市のマンホールカード(守山市役所)

 滋賀県守山市は、市の下水道事業開始50周年を記念して、マンホールカードを作成した。配布開始からわずか3日で2千枚がなくなり、市は「1月中旬以降に再配布したい」としている。

 マンホールカードは、下水道の広報活動を行う団体が企画・監修するコレクションカードで、守山市は第21弾として県内7番目の発行となる。

 市の下水道事業は1973年に認可され、82年に供用開始した。カードには、87年度に設置が開始されたカラー塗装されたマンホールを掲載。守山市のシンボル、ホタルのほか琵琶湖大橋や対岸の山々などが描かれているデザインの由来も紹介されている。

 昨年12月15日からJR守山駅前の市駅前総合案内所(守山市梅田町)で1人1枚限定で無料配布していたが、同17日になくなった。市施設工務課は「以前よりカード熱が高まっているようで、予想外の早さで終了となり困惑している。次回はもう少し多くの人に配布したい」としている。

© 株式会社京都新聞社