北川副「ふれあい冬まつり」で募金活動 能登半島地震の被災地支援

能登半島地震の被災地を支援しようと寄付をする来場者=佐賀市の北川副小

 佐賀市の北川副小で7日あった「ふれあい冬まつり」で、能登半島地震の被災地支援のための募金活動が行われた。来場者から5万2317円の義援金が寄せられ、開会式では地震の犠牲者に黙とうをささげた。

 北川副まちづくり協議会の福田忠利会長は「被災された方々を思うと胸が痛い。みんなの善意を届けたい」と募金活動への思いを語り、家族で訪れた松本明夢あむさん(8)は「ご飯が食べられない子どもたちのために募金した。みんなが笑顔になってほしい」と話した。

 寄付金に模擬店などの収益の一部も加え、合計10万円を佐賀善意銀行を通じて被災地に贈る予定。同まつりは4年ぶりに通常開催し、ほんげんぎょうも実施した。(坂本有佐)

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