大谷グラブお披露目 入善・飯野小、早速キャッチボール

届いたグラブを手にする児童=入善町飯野小

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手が日本国内全小学校に寄贈したグラブが入善町に届き、同町飯野小で11日、お披露目式が行われた。代表児童が「みんなで野球するぞー」と全校児童に呼び掛け、早速グラブを使ってキャッチボールを楽しんだ。

 町教委に10日、全6校分が届いた。お披露目式を企画した飯野小では体育館に全校児童153人が集まり、箱から真新しいグラブ三つが取り出されると歓声が上がった。

 スポーツ少年団に所属し、野球に励んでいる児童らが代わる代わる大切そうにグラブをはめ、キャッチボールで使い心地を確かめた。児童は「大谷選手の気分になった」「みんなこのグラブで野球の楽しさを知ってほしい」などと興奮気味に話した。

 グラブは1月中は正面玄関に展示するとともに、休み時間などに自由に利用できるようにする。

© 株式会社北國新聞社