サッカー・J1サガン鳥栖は12日、駅前不動産スタジアム(鳥栖市)のスタンド座席改修で撤去する約2千席を希望者にプレゼントすると発表した。
こけら落としとなった1996年6月の「鳥栖フューチャーズ-本田技研」戦や2011年の悲願のJ1昇格、劇的なゴールなど数々の歴史を27年にわたって見守ってきた座席を、座面部分(縦、横約40センチ、高さ約15センチ)のみ提供する。
17日(午後1時~同7時)、27日(午前11時~午後3時)の2日間、同スタジアムで引き渡す。希望者は事前登録フォームに必要事項を入力する。座席番号の予約や取り置きは行わず、希望の番号がある場合は早めの来場を呼びかけている。(井手一希)