能登半島で被災した高齢者施設の利用者の受け入れ1000人可能 愛知県

テレビ愛知

愛知県は15日、能登半島地震で被災した高齢者施設の利用者について、県内で1000人程度を受け入れる体制を確保したと明らかにしました。

地震の被災地で断水や停電が続く中、災害関連死を引き起こすリスクが高い高齢者施設の利用者を受け入れてほしいと石川県から愛知県に要請がありました。愛知県によりますと、県内の高齢者施設に確認したところ、15日現在、318施設があわせて1036人の受け入れができると回答したということです。

愛知県ではすでに42人の高齢者を受け入れていています。現在は名古屋市の名城病院をはじめ、県内12の病院で健康状態を確認していて、体調に問題がなければ順次施設に移動するということです。

大村知事は、「緊急時のため、高齢者施設の定員を超えても受け入れ対応可能な施設を探す。今後も石川県からの要請があれば、速やかに対応していきたい」と話しました。

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