朝乃山2連勝 寄り切り、地力示す

 大相撲初場所(両国国技館)2日目の15日、西前頭7枚目の朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋)は東前頭6枚目の金峰山(木瀬部屋)を寄り切り、2連勝とした。

 朝乃山は右を差し、左上手を引いた万全の右四つとなり、力強い相撲で金峰山を下して地力を示した。好内容の一番で「連勝は関係なく、目の前の一番に集中する」と充実感を漂わせた。

 3日目は西前頭6枚目の湘南乃海(高田川部屋)と対戦する。過去5戦全勝と相性のいい相手だが、193センチ、183キロの体格を生かした寄りが得意な成長株となる。

© 株式会社北國新聞社