東証、午前終値は3万5792円 一時300円超安

東京証券取引所

 16日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。前日終値からの下げ幅は一時300円を超えた。前日までの6営業日で計2600円超上昇したため、高値への警戒感から当面の利益を確定する売り注文が優勢だった。

 午前終値は前日終値比109円73銭安の3万5792円06銭。東証株価指数(TOPIX)は12.31ポイント安の2512.29。

 相場全体への影響が大きい半導体関連を中心に幅広い銘柄が売られた。

 平均株価は朝方に上昇する場面もあった。前日に東京証券取引所が、企業価値向上への取り組みを開示した上場企業の一覧表を公表。取り組みの広がりに投資家の期待が高まったとの見方がある。

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