スペインメディア『Relevo』が、AFCアジアカップ カタール 2023で白星発進を飾った日本代表について言及した。
日本代表は、現地時間1月14日のグループステージ第1節・ベトナム代表戦を4-2で制した。これにより、日本代表はグループDで首位に。1月19日の第2節ではイラク代表、1月24日の第3節ではインドネシア代表と対戦する。
『Relevo』は「初戦を白星で飾った日本代表は、アジアカップで優勝候補の一つとなっている」と森保ジャパンを評価。FIFAワールドカップ(W杯)カタール2022から続く進化、公式戦10連勝中という好結果、ベトナム代表戦の先発メンバーに国内組が1人(FW細谷真大〔柏レイソル〕)だけだった点、歴代最多74試合の指揮となった森保一監督の手腕などを絶賛した。
一方、『Relevo』は「クボの状況はどうなっているのか?」とMF久保建英の状況に疑問を持っている。
同メディアは「日本代表について話すとき、最初に思い浮かぶのはタケフサ・クボだ」と言及。「元レアル・マドリードの選手であり、現在はレアル・ソシエダを代表する選手の一人となった彼は、少しずつ出場時間を増やしているものの、まだ日本代表の先発メンバーには定着していない」と伝えた。
「日本代表で公式戦30試合に出場しているクボは、常時スターターではなかったものの、昨年はより際だった活躍を見せた。6月のエルサルバドル代表戦では輝きを放ち(1ゴール2アシスト)、9月のドイツ代表戦では約15分で2アシストを記録した」
「ベトナム代表戦ではわずか6分間しかプレーせず、それでも1アシストをマーク。昨年は4試合に先発出場したが、ウルグアイ代表戦には参加せず、カナダ代表戦とミャンマー代表戦ではベンチ入りのみにとどまった」
『Relevo』は、レアル・ソシエダで攻撃をけん引する存在となっている久保が日本代表でそれほど多くの出場機会を得ていない事実を驚きをもって伝えている。