日本最大級「パンのフェス」に栃木から4店 宇都宮「スタンダード・ベイカーズ」初出店、ペニーレインも

パンのフェスが開催される赤レンガ倉庫

 日本最大級のパンイベント「パンのフェス2024春in横浜赤レンガ」(同実行委員会主催)が3月1~3日、横浜市中区の横浜赤レンガ倉庫で開催される。16日、第2弾の出店店舗が発表され、栃木県からは「THE STANDARD BAKERS(ザ・スタンダード・ベイカーズ)」(本店・宇都宮市大谷町)と「金谷ホテルベーカリー」(日光市土沢)の出店が新たに決まった。

 パンのフェスは2016年に初開催され、これまで約125万人以上が来場。今回は、3日間で全国から計54店が出店する予定になっている(16日現在)。

 栃木県からは「パン香房ベル・フルール」(那須町湯本)と「ベーカリーペニーレイン」(那須町湯本)の出店も決まっており、4店とも3日間出店する。

 初出店となるザ・スタンダード・ベイカーズは、宇都宮市など県内外に9店舗を展開する人気ベーカリー。小麦やバターは北海道産を中心に、旬の食材を多用していることが特長だという。パンのフェス公式サイトでは、県産御養卵などを使った菓子パン「御養卵のブリオッシュナンテール」が「おすすめパン」として紹介されている。

 パン香房ベル・フルールは、新作パンの人気を競う「パンのフェスアワード2021」でグランプリに次ぐ金賞に輝いた実力店。おすすめパンは、地元農家のとちおとめ1パック分を使った「契約農家のとちおとめ」だ。

 金谷ホテルベーカリーは北海道産小豆などをふんだんに使用した食パン「あんづくし」、ベーカリーペニーレインは那須本店で1日1200本が売れるほどのロングセラー商品「ブルーベリーブレッド」がおすすめパンとして紹介されている。

 パンのフェスの開催時間は3日間とも午前11時~午後5時。入場料は基本的に無料だが、有料の時間帯もある。最新情報は公式サイトで確認できる。

 一方、「パンのフェスアワード2023」の開催に合わせ、パンのフェス公式サイトでは16日、事前投票の受け付けを始めた。23年1月~12月に新発売されたパンが対象で、今回のパンのフェス来場者の投票などをもとにグランプリを決める。

 アワードにエントリーした商品や店舗の一覧は、公式サイトで確認できる。栃木県からは、パン香房ベル・フルールの「海を跨(また)いだオレンジ物語~ブラバン~(ブラッディーオレンジ&河内晩柑)」がエントリーしている。

 投票締め切りは2月29日午後6時。公式サイトから投票できる。

「御養卵のブリオッシュナンテール」(パンのフェス実行委員会提供)
「契約農家のとちおとめ」(パンのフェス実行委員会提供)
「あんづくし」(パンのフェス実行委員会提供)
「ブルーベリーブレッド」(パンのフェス実行委員会提供)

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