栃木市、給水支援へ6職員派遣 給水タンク1基も 能登半島地震の被災地へ

職員らに見送られ、石川県に出発する給水車

 【栃木】能登半島地震の被災地支援のため、市は16日、職員4人と2トン給水車1台を石川県へ派遣した。20日まで輪島市などの給水支援に当たる。また別の職員2人も同日、給水タンク1基を現地へ搬送するため出発した。

 派遣職員は上下水道総務課3人、水道建設課2人、下水道建設課1人。

 このうち職員4人が金沢市で給水車に水を入れ、輪島市や志賀町で国や自衛隊の給水支援に当たる。既に派遣されている佐野市などから給水車の業務を引き継ぐ。作業期間は17~20日。

 残る職員2人は、組み立て式の千リットル給水タンク1基を志賀町役場富来支所に届けた後、17日に戻る予定。

 薗部町3丁目の上下水道局庁舎で行われた出発式には大川秀子(おおかわひでこ)市長や増山昌章(ましやままさあき)副市長が出席。派遣される小島靖夫(こじまやすお)課長補佐(60)は「関係団体と協力しながら職責を果たしてきたい」と決意を述べた。

© 株式会社下野新聞社