石川県の18日午前9時までの集計によると、能登半島地震による県内の住宅被害は17日午後の前回公表時から5468戸増の2万7952戸となった。各市町で被害状況の確認が進み、能登町の被害は5千戸に増えた。輪島、珠洲両市の損傷家屋は把握できていない。
このほかの市町別の住宅被害は七尾市が7710戸、志賀町が2855戸、金沢市が2600戸、中能登町が1601戸、羽咋市が1465戸、内灘町が1179戸、小松市、穴水町が各千戸などとなっている。
死者は232人で前日から変わっていない。内訳は珠洲市99人、輪島市98人、穴水町20人、能登町7人、七尾市5人、志賀町2人、羽咋市1人。負傷者数は輪島市で3人増え、13市町で計1048人となった。
連絡が取れない安否不明者は珠洲市で1人増の5人、輪島市17人の計22人。