ジャッキアップ中に車の下敷きに…80代男性が死亡 広島・熊野町

広島県熊野町で18日、80代の男性がジャッキアップ中の車の下敷きになり、死亡しました。

事故があったのは、熊野町出来庭の町道です。

警察によりますと、18日午前10時50分ごろ、付近にいた人から「車が転落し、1人が下敷きになっている」と警察に通報がありました。

警察官が現場に駆け付けたところ、道路から約1.5m下の空き地に軽乗用車が転落し、近くに住む80代の男性がその下敷きになっているのを発見しました。男性は心肺停止の状態で救急搬送されましたが、収容先の病院でまもなく死亡しました。

警察によりますと、男性は軽乗用車を運転中に脱輪し、それを解消するため車外に出て、ジャッキアップの作業をしていたところ、バランスを崩して車とともに転落したとみられています。

同乗していた男性の妻も車外に出て、作業を見守っていましたが、けがはなかったということです。

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