小山市長選、現職浅野氏が再選出馬へ 「一定の道筋をつける責任感じる」 ほかにも立候補の動き

浅野正富氏

 7月の任期満了に伴う小山市長選で、現職の浅野正富(あさのまさとみ)氏(67)は21日、下野新聞社の取材に対し「若い人たちが町づくりに取り組める環境づくりは道半ば。一定の道筋をつける責任を感じている」と述べ、再選に向け無所属で立候補する意向を明らかにした。

 市内で同日開かれた後援会拡大役員会で、支持者からの再選出馬要請に応じた。22日に記者会見を開いて正式表明する。

 浅野氏は弁護士、NPO法人ラムサール・ネットワーク日本理事。早稲田大卒。2020年の前回市長選で、6選を目指した大久保寿夫(おおくぼとしお)氏を破り初当選した。

 市の長期指針「田園環境都市おやまビジョン」の24年度末策定を目指し精力的に取り組んでおり、再選出馬は確実視されていた。

 今回の市長選では、浅野氏のほかに立候補を模索する動きがある。

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