2次試験願書受け付け 県内国公立大5校で検定料免除

願書に不備がないか確認する大学職員=22日午前10時10分、金大角間キャンパス

 国公立大2次試験の願書受け付けが22日、全国179大学で始まった。金大では正午までに3件が届き、入試課職員が書類に不備がないか確認し、受験番号を押した。金沢美大、石川県立大、県立看護大、公立小松大には正午までに届かなかった。出願は2月2日に締め切られる。

 受験生は13、14日に実施された大学入学共通テストの結果を基に、志望大学を選んで出願する。文部科学省によると、出願を受け付けるのは国立82大学397学部、公立93大学214学部で、募集人員は約9万8千人。

 能登半島地震を受け、金大、金沢美大、公立小松大は自宅が全半壊するなどした受験生、県立大、県立看護大は県内の全受験生の入学検定料1万7千円をそれぞれ免除する。

 日程は前期が2月25日から、後期が3月12日以降。一部公立大の中期日程は3月8日以降に実施される。

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