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能登半島地震で被災した珠洲市民の富山市への集団避難で23日、宝立町と馬緤(まつなぎ)町の住民10人が富山市内のホテルに到着した。20日から4日間で計104人が移動し、今回でいったん終了となる。珠洲市によると、避難を希望していた大谷地区の25人前後が新型コロナ感染の疑いで避難を延期しており、市は28日ごろの移動を検討している。
午前11時50分ごろに珠洲市野々江町の「道の駅すずなり」を出発し、約5時間かけて自家用車やバスで移動した。細口よし子さん(73)は「地震に加えて津波もあり、本当に恐ろしかった。こちらに来させていただいてありがたい。ゆっくり過ごしたい」と話した。