マツダ労組春闘で「1万6000円」賃上げを要求へ 2003年以降で最高額

マツダ労働組合は、ことしの春闘で定期昇給分をあわせて月額1万6000円を要求する執行部案を固めました。

マツダ労組によりますと、ことしの春闘で要求するベースアップに相当する賃金改善分と定期昇給をあわせた額は月1万6000円としました。これは去年要求して妥結した額、1万3000円より3000円引き上げられています。

現行の人事制度になった2003年以降最高額だということです。年間一時金の要求は5.6ヶ月としています。

マツダ労組では「組合員の生活を守り地域経済への影響を十分に考慮した内容」としています。執行部案は代議員会に諮られ2月14日、会社に提出されるということです。

マツダは23年度の連結純利益を過去最高の1700億円と見込んでいます。

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