中国人富裕層をスキー場へ誘致

2021年、中国のスキー・スノーボード人口が1100万人を超えた。これからまだまだ増えるが、日本へスキーやスノーボードを滑りに来る一般の中国人は多くない。しかし、中国人富裕層だけは年々増加傾向で、訪日一回での消費額は44万円というデータが取れている。これには渡航費は含まれないのでほぼ全額実消費となる。mingle株式会社(本社:富山県富山市)は中国人富裕層に対して主に遊学で日本へ誘客しているが、訪日の際、全員にアンケート調査を実施しており、鮮度のいいマーケティング結果を得られている。データの中には、スキー場やゴルフ場への誘客に関するヒントが多くあり、そのデータを元にスキー場への誘客を行う。今、日本のスキー・スノーボード人口は減少の一途を辿っており、外国人の誘客は日本のスキー場にとって重要な課題となっている。同社はこの遊学から得た鮮度のいいデータを活かし、特別な方法で外国人富裕層の誘客を望んでいる全国のスキー場に、中国人富裕層を誘客するという。

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