クロカンinかしま 700人力走 古枝スポーツ協会、一般の部連覇

クロスカントリーコースを疾走する選手=鹿島市陸上競技場・クロスカントリーコース

 2024クロカンフェスタinかしま(鹿島市スポーツ協会、佐賀新聞社主催)が28日、鹿島市陸上競技場・クロスカントリーコースで開催された。学童と一般の2部門に県内外の約100チーム、約700人が出場し、力強い走りでたすきをつないだ。一般の部は古枝スポーツ協会が連覇を飾った。

 開会式では大会会長の織田正道・市スポーツ協会会長が「勝ち負けにこだわらず、楽しみながら走ってほしい」と選手を激励し、鹿島少年野球の荒木蓮翔君が力強く選手宣誓した。

 学童駅伝は男女別の全5区間8.0キロで、競技場のトラックと起伏のあるクロスカントリーコースで競った。陸上クラブの児童のほかにも、野球やバレーボールの選手たちもユニホーム姿で参加した。スタンドや沿道では、保護者やチームメートが声援で選手を後押しした。佐賀県勢の最高順位は、男子は伊万里三香クラブA(伊万里市)の2位、女子は同クラブAの3位だった。

 一般の部は、男女混合で全5区間9.5キロで争った。鹿島市や嬉野市の企業チームなど16チームが出場。互いに声援を送り合い、和気あいあいとした雰囲気で駅伝を楽しんでいた。2位は嬉野消防署A、3位はミックスナッツだった。

(山口源貴)

一斉にスタートする一般の部の選手

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