<まちの話題>懐かしい生活道具ずらり 小城市立歴史資料館で企画展

黒電話のダイヤルを回す三里小の児童=小城市立歴史資料館

 明治から昭和にかけて使われた生活道具を展示し、暮らしの移り変わりに触れる企画展が、小城市立歴史資料館で開かれている。懐かしい道具類を見ながら、現代の生活との違いを感じ取れる。2月25日まで、入場無料。

 同館や市民が所蔵する生活道具を展示する年1回の企画展。焼き物の湯たんぽ、洗濯板、蓄音機、明治時代の教科書など41点を展示している。

 社会科の授業で訪れた三里小の3年生は、市民学芸員の堤正夫さん(75)らの説明を聞きながら見学した。ダイヤル式黒電話に興味津々で、何度も自宅の番号を回す姿も。重さを量る「さおばかり」の使い方も体験した。月曜休館。問い合わせは同館、電話0952(71)1132。(多久・小城支局 市原康史)

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