「宇都宮を日本一きれいな街に」 文星女子高サッカー部、ワクチン80回超分相当のペットボトルキャップ回収 3年で6万5千個

回収したペットボトルのキャップのチェック作業

 【宇都宮】宇都宮文星女子高サッカー部の部員たちが、環境美化や社会貢献などを目的にペットボトルのキャップ回収に取り組んでおり、3年間で約6万5千個を回収した。キャップ売却益でポリオワクチン支援を行う「ワクチンキャップ運動」として31日、壬生町の回収業者に搬入する。800個のペットボトルキャップで1回のポリオワクチンが購入できるといい、今回集めたキャップは80回以上のワクチン支援につながる。

 同校サッカー部は、これまで全国大会に8度出場している強豪。サッカーだけでなく自主性を身に付けようと、部内に風紀、朝礼、保健、環境の4委員会を設け、35人の部員が活動している。

中心となって活動してきた宇都宮文星女子高サッカー部の3年生たち

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