新たにサッカー部員2人が逮捕されたなかで、福山大学は31日、薬物の乱用を防ぐための研修会を開きました。
福山大学は31日から3日間の日程で、運動部を対象に薬物の乱用防止に向けた研修を実施します。初日は約60人の学生が参加しました。
福山大学 大塚豊学長
「大麻に対する認識が特に若い人の間で、かなり甘くなっていることがあります。しかし本学は、あらゆる一切の非合法な行為は許しません」
研修では、大麻や覚醒剤などの危険性が紹介されました。学生たちは薬物を勧められた際の断り方などをグループごとで話し合いました。参加した学生は「自分は大丈夫と過信しないことだったり、自分の堅い意志を持つこと」と話していました。
また、研修には、サッカー部の部員も参加。この部員は「ずっと一緒にサッカーをやってきた仲間で、まさかそんなことをやっているとは思っていなかった。悲しいし残念」と話しました。
研修は3日間で合わせておよそ190人が参加する予定ということです。