【北陸の天気】 2日(金)朝は冷え込み厳しい 週末以降も真冬の寒さ続く

 1日(木)午後4時半の気温は、新潟で1.9℃、富山1.6℃、金沢1.5℃、輪島で0.9℃など、きょう(木)の北陸は朝より夕方の方が気温が低くなっている。今夜以降、北風はおさまる傾向だが、あす2日(金)朝にかけては、各地で冷え込みが強まりそうだ。部屋の温度設定や、体調管理に気を配る必要がある。

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■路面凍結に注意

 北陸は寒気の影響で、あす2日(金)朝は厳しい冷え込みが予想される。最低気温は、金沢で-2℃、新潟、富山、輪島、福井で-1℃など、平地を含めて0℃を下回る見込み。石川県の全域と富山県の広い範囲に「低温注意報」が発表されている。あす(金)にかけて、水道凍結や路面凍結に注意が必要だ。

 あす(金)日中は晴れ間の出る地域もあるが、朝晩を中心に雪や雨の降る所がありそうだ。最高気温は輪島で4℃、金沢は6℃くらいで、昼間も空気が冷たい見込み。寒さそのものに対して注意が必要だが、暖かい場所から寒い場所へ急に移動するさいは、ヒートショックにも注意が必要だ。家の中における温度差を、可能な限り小さくするようにしたい。

 北陸は3日(土)も雲が広がりやすく、午前中は新潟を中心に雪の降る所がありそうだ。真冬の寒さが続き、朝は0℃前後、最高気温は6℃くらいの所が多い見込み。4日(日)も曇りがちで寒い状態が続き、午前中は一部で雪や雨が降りそうだ。

 5日(月)午後~6日(火)午前中は、低気圧の接近に伴い雪や雨の範囲が広がる見込み。なお、来週なかばにかけても、極端な冷え込みはないが、とりわけ暖かな日が現れることもなさそうだ。この時季らしい風の冷たさが続くので、服装や体調管理に注意が必要となる。

(気象予報士・高橋和也)

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