真岡で「浪漫ひな飾り」 迫力の26段飾りやつるしで豪華に

久保講堂で開かれている「真岡・浪漫ひな飾り」

 【真岡】「真岡・浪漫ひな飾り」が、4年ぶりに田町の久保講堂をメイン会場に開かれ、豪華な26段飾りや、手作りのつるしびな、つるし飾りが、会場を華やかな雰囲気で包んでいる。3月3日まで。

 26段飾りは、市民から寄付された人形約430体を使い、高さは6メートル以上と堂々の迫力を誇る。男びな・女びなに三人官女、五人ばやしなどが数えきれないほど鎮座している。

 つるしびなは一つの作品に野菜や鳥、花などの縁起物の飾りが約50個しつらえてあり、つるし飾りと合わせ100作品ほどが並ぶ。高勢町2丁目の森本征子(もりもとゆきこ)さん(83)の教えを受けた25人が力作を披露している。

 初めて見に来たという下籠谷(しもこもりや)、主婦青木智美(あおきともみ)さん(46)は「こんなに多くの数がそろっているのはなかなか見られないし、本当にすてきです。娘が小さかった頃ひな人形を飾ったことを思い出しますね」と見入っていた。

 市観光協会が主催している。午前10時~午後4時。火曜休館。(問)同協会0285.82.2012。

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