豆まきで災厄はらう 鹿沼・古峯神社で節分祭 昼の式に200人

境内で行われた豆まき

 【鹿沼】天狗(てんぐ)信仰で知られる草久(くさぎゅう)の古峯(ふるみね)神社で3日、節分祭追儺(ついな)式が行われ、多くの年男年女たちが、豆まきなどを通して災厄をはらった。

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 式は昼と夜の2回斎行。昼の式には200人ほどが駆け付け、本殿で儀式を見守った。祭神の使いと伝わる大天狗(だいてんぐ)が赤鬼と青鬼を退治した後、長さ約2.5メートルの「福うちわ」で参拝客をあおぎ、邪気を吹き飛ばした。

 その後、境内で年男年女たちが豆やお菓子などをまいた。蓬莱町、中央小6年植木五大(うえきごだい)君(12)は「2袋分のお菓子とおもちゃをゲットした」と笑顔をみせた。

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