「良いことたくさんあるように」 世界遺産・日光山輪王寺で節分行事 4年ぶりにがらまき 

4年ぶりのがらまきでにぎわう三仏堂前=3日午後0時35分、日光市山内

 節分の3日、栃木県内各地で節分行事が行われた。日光市の世界遺産「日光の社寺」の一つ、日光山輪王寺は4年ぶりにがらまきを実施し、多くの人でにぎわった。

 輪王寺の行事には総勢約100人の年男、年女と、2024ミス・インターナショナル日本代表植田明依(うえだめい)さん(25)、準ミス内田江里子(うちだえりこ)さん(24)が参加。本堂「三仏堂」内部での豆まきの後、外回廊からがらまきをした。三仏堂の周囲には大勢の参拝者が詰めかけ、手を伸ばしていた。

 山伏を務めた輪王寺支院・華蔵院の関口純一(せきぐちじゅんいち)住職(50)は「この1年、良いことがたくさんあるようにと祈念した」と話した。

 日光東照宮と日光二荒山神社でも節分行事が行われた。

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