富山県南砺市安居(福野)の古刹、安居寺で3日、節分会の豆まきがあり、参拝者が一年の幸福を願った。
新型コロナウイルスの影響で、一般の参拝者を含む開催は4年ぶりで、朝から200人を超える人が本堂に詰めかけた。厄年の男性が「福は内、鬼は外」の掛け声に合わせて福豆をまくと、参拝者は風呂敷や袋を広げて集めていた。
邪気を払う護摩祈祷(きとう)を行い、弘法大師空海が中国から伝えたとされる星占い「宿曜経(すくようきょう)」に基づき、大谷龍寳住職が「ひらめきを大切にするように」などと今年の運勢を解説した。