雪泥まみれで250人熱戦 雪上ラグビー大会 青森・弘前市

雪と泥にまみれながら熱戦を繰り広げる選手たち
雪上で白熱した試合を展開する女子選手
長靴を履いて参加する「ながけりの部」で、トライを狙う選手

 弘前市運動公園多目的運動広場で4日、雪のグラウンドでプレーする「津軽雪上ラグビー大会」が開かれた。暖冬で雪が少なく足場が悪い中、小学生から大人まで約250人が寒さをものともせず、雪泥にまみれながら熱戦を繰り広げた。

 弘前ラグビーフットボール協会(高嶋豊明会長)が主催し、今年で58回目。ジュニア選手の部や、長靴を履いてプレーする「ながけりの部」など4部門で行われた。

 選手たちは滑ったり足を取られたりとフィールドに苦戦しながらも、力強い走りでトライを決めて会場を沸かせた。中には雪の冷たさをものともせず、ハーフパンツで出場するつわものも。

 ラグビーチームに所属する青山大翔(はると)さん(八戸三中2年)は「雪で滑ったりして難しかったけど、冬の間は体育館での練習が多いので外でプレーするのは楽しかった」と話した。

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