「どすんと重たい音が聞こえた」中学校の校舎4階から壁が剥がれ落下 1981年に建てらた校舎で 老朽化が原因

6日午前、愛媛県西条市立北中学校で校舎の屋上から、幅およそ1.5メートルにわたって壁の一部がはがれ落下しました。ケガ人はいませんでした。

(教頭先生)
「いきなりどすんと重たい音が聞こえた」

西条市立北中学校によりますと、6日午前11時半頃、4階建て校舎の屋上から壁の一部が縦およそ70センチ幅およそ1.5メートルにわたって剥がれ落ちたということです。

落ちた壁はモルタル製で厚さがおよそ2センチあり、老朽化が原因と見られています。

当時付近に生徒はおらず、けが人はいませんでしたが学校では、安全確認のため午後の授業を取りやめ全ての生徒を帰宅させる措置をとりました。

北中学校は校舎が3棟あり、今回壁が剥がれた校舎は2番目に古く1981年に建てらたということです。

学校では、壁の劣化が他にもみられることから周辺を立ち入り禁止にし、ネットをはるなど地上への落下を防ぐ対策をとった上で、7日は通常通りの授業を実施する予定です。

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