町内の小中高校タッグ「善意の重み」寄付金50万円超す 能登半島地震の被災地支援

畠中町長(右から2人目)に義援金を手渡す須知高生徒会の役員たち=京丹波町役場

 能登半島地震の被災地を支援しようと、京都府京丹波町内の小中高が一丸となって取り組んでいた募金活動で、寄付金が50万円を超えた。須知高(同町豊田)の生徒会役員が町役場を訪れ、義援金を託した。

 「被災地のために何かできないか」との同高生徒会の発案で、町内八つの小中学校の児童会、生徒会が協力。先月17~31日までの間、校内や地域で広く募金を呼びかけていた。

 集まった義援金は56万1153円、重さは9キロを超えた。同高の生徒会会長山内元さん(17)らが6日、町役場を訪れ「義援金の重みは協力してくれた皆さんの善意の重み。しっかりと届けてください」と、畠中源一町長に手渡した。

 義援金は町から日本赤十字社を通じて被災地に送られる。

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