県内で2例目 警察署と郵便局が協定 安全な地域づくり目指して 広島 

広島市内の警察署と郵便局が協定を結び、住民が安心して暮らせる地域づくりを進めることになりました。

協定を結んだのは広島市南区の広島南警察署と、南区内にある25の郵便局です。締結式には、警察官や郵便局長などが出席しました。県警によりますと郵便局との協定は、福山西警察署に続いて2例目です。

協定では、南署と郵便局が連携して▽「地域の見守り活動」▽「特殊詐欺の被害の防止」などで協力します。「地域の見守り」については今後、警察官や郵便局員が小学校の訪問も予定しているということです。

宇品郵便局 白砂典文 局長
「地域に密着した郵便局として窓口で特殊詐欺の防止、宇品郵便局では車、バイクでの郵便物の配達途中における見守りを継続して行う」

南区では子どもへの声かけや特殊詐欺の被害が増加しているということで、南署では「安全安心を守る活動を一層推進していきたい」としています。

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