過去最高の売上高と営業利益を更新 ヤマハ発動機が2023年決算を発表 主力製品の需要が堅調に推移 コスト増の価格転嫁や円安も影響

ヤマハ発動機(本社・静岡県磐田市)の2023年の決算が発表され、主力製品の需要が堅調に推移し、過去最高の売上高と営業利益を更新しました。

ヤマハ発動機は2月14日、2023年1月から12月までの1年間の決算を発表しました。売上高は、2022年と比べ1663億円、7.4%増加の2兆4148億円でした。また、営業利益は2022年と比べ258億円、11.5%増加の2507億円でした。

売上高、営業利益とも過去最高を記録しました。経常利益は2420億円で純利益は1641億円でした。

主力製品の二輪車と大型船外機の需要が堅調に推移したことやコスト増加に対しての価格転嫁が進んだこと、円安の影響が主な要因だという事です。

2024年の業績予想について、アジアや新興国をターゲットに主力製品の販路拡大を推進するなどし、売上高は2兆6000億円、営業利益は2600億円で、さらに過去最高を更新する計画です。

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