6月「ウエスト」に改称 片山津ゴルフ倶楽部西コース

名称変更される「片山津ゴルフ倶楽部WEST」のいぬわしコース=加賀市永井町

  ●「いぬわし」「あすなろ」のアウト・インに

 片山津ゴルフ倶楽部(加賀市)は6月、同市永井町の西コース開場50年を機に名称を「片山津ゴルフ倶楽部WEST(ウエスト)」に改称し、現在の4コースを2コースのアウト・インに変更する。16日に同市新保町の同倶楽部で開かれた理事会で承認した。新しい2コースは難易度で特徴を持たせ、幅広い層にプレーを楽しんでもらうよう改修する。

 西コースは各9ホールの4コースから、いぬわし・くろゆりを「いぬわしコースのアウト・イン」、あすなろ・だいにちを「あすなろコースのアウト・イン」にそれぞれ変更し、各18ホールの2コースとする。

 新あすなろコースはビギナーや女性にも回りやすく改修し、新いぬわしコースは戦略性の高いアスリート向けのコースとする。

 2020年3月のリニューアルオープンを機に西コースは山代山中ゴルフ場から改称された。22年から、学生ゴルフ最高位大会の常(ひた)陸宮(ちのみや)杯・常陸宮妃杯全日本大学ゴルフ選手権(北國新聞社特別協力)が行われ、11月に第3回を迎える。

  ●友好提携45倶楽部に

 理事会では新たに夏泊ゴルフリンクス(青森県)、京葉カントリー倶楽部(千葉県)、JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)、呉カントリークラブ(広島県)の4倶楽部と友好提携を結ぶことを承認。友好提携コースは今回を含めて45倶楽部・51コースとなった。

 冒頭、飛田秀一会長(北國新聞社名誉会長)は「能登半島地震で能登地区のゴルフ場の再開は相当遅れるかもしれないので、ゴルフ愛好者がプレーできるように役割を果たしていきたい」とあいさつした。

 同倶楽部白山コースでは26年9月10~13日に第59回日本女子プロゴルフ選手権(北國新聞社特別協力)が開催される。同倶楽部はグリーン推進プロジェクトを立ち上げ、全コースで幼木松の計画的な植樹や松枯れ対策など緑化整備を進めている。

 理事会では飛田会長を再任するなどの役員人事を決めた。人事は次の通り。(〇は新任)

 会長 飛田秀一(北國新聞社名誉会長)▽理事長 安宅建樹(北國銀行相談役)▽常務理事 〇濵中豊和(北陸観光開発社長)▽理事 塚本幹雄(コマニー会長)田谷正(田谷会理事長)三谷充(三谷産業特別参与)米沢寛(米沢電気工事会長)高桑幸一(キョー・エイ会長)東野義信(東野会東野病院理事長)小泉泰之(セントラルメディカル社長)鶴賀裕行(シンクランホールディングス会長兼CEO)架谷洋司(石川トヨタ自動車社長)織田明彦(織田法律事務所)番場彦志(ホーコーズ会長)岸省三(岸グリーンサービス会長)安宅雅夫(安宅会長)林隆信(キスモ会長)保川高司(小松製作所執行役員生産本部粟津工場長)瀬戸和夫(第一電機工業社長)新家啓史(大同工業社長)吉田仁(北國新聞社常務)小清水良次(システムサポート社長)武部勝(エステックホールディングス社長)小田與之彦(つるや社長)太茂野直利(金沢学院大学副理事長)中原俊之(清水建設執行役員北陸支店長)木村博喜(北陸電力執行役員石川支店長)中村和哉(北國銀行会長)中山大輔(小松マテーレ専務)二宮自(大京常務)辻亮一(辻さく会長)広岡克憲(金沢信用金庫理事長)〇鶴山庄市(加賀建設会長)〇西沢耕一(JA県中央会長)〇吉藤徹(北陸放送社長)〇石野晴紀(石野製作所社長)〇小竹由則(北陸観光開発取締役総支配人)

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